中米カリブの女社長ブログThis is ベリーズ!”

日本人ベリーズ政府観光局公認ガイド、ツアー/コーディネート会社 ベリーズコンシェルジュと日本食レストランの顧問をしているソリス麻子のブログです。

November 2004


いつもそう。本番前のプレッシャーになると誰も来なかったら
どうしよ、って落ち着かなくなる。

なんだか、やることも沢山あって、見えてないときは
もう本当落ち着かなくて、何をやらなければいけないか、を
全部書き出すと、やってもないのに、ようやく落ち着く。

が、しかし、事件は起こった。

スポンサーが消えたのである。

T-シャツ100枚を想定していた私は、

そろそろ参加者の締め切りとシャツのオーダーをしなくては、
というときに、上司が一週間の休みに入っていることを知り、
商談がものわかれに終わっていることを知った。

シャツのプリントは、7営業日かかるから、
明日までにオーダーしないと3日前配布に間に合わない。

でも、お金がない。

明日までに1000ドルつくらなきゃいけない、と言われて硬直。

私はプレッシャーに強いらしい。

そうきたか、と。思って、思わずにこり。

わけのわからない不安より、問題がはっきり見えるほうが没頭しやすい。

何か考えなきゃ。

作戦その1 Tシャツの制作会社社長にマラソンでおたくの会社の
      ロゴを入れるので、宣伝キャンペーンをしませんか、
      と言って、ただで作ってもらう。

作戦その2 企画に賛成した配属先上司に全責任をとってもらって
      なにがなんでもお金をつくってもらう。

作戦その3 消耗品では降りない日本からの支援経費を何とか
      賞品とか必需品として、無理やりお願いする。

時間がないから、全部同時進行。
昼間の皆に会える時間は、他にアイディアはないか、T-シャツに詳しい
人はいないか、経験者のパワーを使って聞きまくる。
提案書は、皆が寝ている時間に書く。いつでもオーダーできるように
デザインは、データに落としておく。

で、いさぎよく寝る。あとは天にまかせた。

2年後のことを考えると何もわからない。

ただ選択肢は沢山つくろうと思って、生きている。

国連ボランティア、国際教育普及委員、難民キャンプ、
ベリーズで起業、ニューヨークでフリーランス、
大学院進学・・・etc.

最近は、そんな選択肢も尻詰まりになって、ぼーっと
毎日を時のすぎるままに過ごしていた。

でもね。



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5b04fec5.JPG今日はこないだ近所のお友だちに連れて行ってもらった
Fishing のお話をしようと思います。

いつもお会社帰りに通るハンモックの家で、
「いつ一緒に魚釣りに行くんだ」といつも誘ってくれる
シェパ、は本格派漁師さんです。

といっても、とても小さいボートで、私と私の相方のゆみちゃんと
シェパと見習いの男の子でちょうどいいくらいの船です。

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ベリーズシティから20分も行かないようなところで
マングローブの森が見えてきました。

ここのふもとで、船の上から魚の集まるところを見ながら、
そこに向かって投げ網を投げる、という原始的な漁で
いい型の魚も取れれば、これから餌になる5センチくらいの小魚が
100ひきぐらい獲れました。


1108yumi
 

そこから、まったく何もない沖合いで、小魚を細かく砕いた
のを投げて、糸と針だけ下ろして、バンバン吊り上げました。
釣竿をもっていったのですが、そんなのはいらないよ、と言われ、
とにかく、下ろせば、つんつん、魚がつつくのが手に感じます。
えぃと、手でまたぐるぐる引き上げて、へたくそな私たちは何度も
餌をとられましたが、シェパは一人で20匹以上釣っていたと思います。
それでも、今日はくそくらい、獲れないほうだ、と言っていました。


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昼が過ぎ、そろそろ疲れたな、という頃、一つの島に降り立ちました。
私たちはそこで泳ぎ、男の人たちは、別の船からやってきた人と何か
物々交換しています.
ロブスターでした。食用のサメもいました。


帰ってきて、船は私がいつも魚を買っている漁港に着きました。
えっ、売られちゃうの?と思ったけど、そこからすべて魚は持ち帰って、
回りの中国人の友だちに家におすそわけをしながら、最後、
私たちは釣った魚でおすしを作りました。

そうして、また沢山のお友だちができました。
彼らにとって、なかなか日本人は、私たちのようにフレンドリーじゃない、
と言われましたが、事件のことから、そうじゃないんだ、と説明して、
また町で挨拶できる人が増えて、良かったと思っています。


マラソンのフライヤーができた。
日本なら、数時間でできるものの、一週間もかかってしまった。

英語チェック、ルートチェック、連絡先チェック、
外国人の私が作ると、何人の人にも見せなきゃいけなくて、

ようやっと印刷ー、と思ったら、紙がなくて、
カラーなんて買ってもらえないから、これぐらいは活動経費だと思って
自分で300枚カラーペーパー買ってきて、

印刷ー、と思ったら、インクがないから、一日待ってといわれて、

三日待って、これで印刷ー、と思ったら、
やっぱり、これがちがう、あれがちがうと言われて、
だったら、最初から言ってよー、って思ったけど、ぐっとこらえて、

また初めからつくり直して、そしたら、
もう300枚使っちゃったから、もう印刷できないー、と言われて。

涙がこぼれた。こんなことでどうする。
いい加減にやってたら、小さなことなんだけど、
マラソン開催にかける想いは、誰よりも強いつもりだからね。

なんのこれしき。

なんとか300枚返してもらえた。


お次はスポンサー探し。

ベリーズの銀行から、省庁から、知られている会社に片っ端に
オフィシャルレターを作成し、ドネーション(寄付)お願いに行く。

50件くらいあったかな。
郵便局にお願いすると、いつ着くかわかんないから、
全部、自分の足でレターを持っていく。

電車も通ってないし、タクシーも使えないから、歩く、歩く。

照りつける太陽の下で、日本で夏、外回り営業をしていた頃のことを
思い出していた。

なんのこれしき。

私、やっぱりベリーズでも同じ仕事をしてるんだな、って思った。
企画作って、営業回りして、スポンサーとって、イベント作って・・・、

でも私この仕事が好きなんだ、と思った。
こんな仕事しかできないんだ、とも。

いろんな人に会えるし、同じユースの仲間とイベントを形にしていく
のが面白い。ベリーズはせまいし、色々育っていないことも多いけど、
それゆえに、たくさん伸ばすところがある。
日本よりもテレビやラジオに広告を出すこともすぐできるし、
色んな組織の人がまとまりやすい。

明日は、各スクールやNGOなどに電話をかけてみますが、
うれしかったのは、MIKADOという布を売ってるインドのおじさんが
マラソンのバナー用に25mもの布を寄付してくれたことです。

来るナショナルベリーズマラソン!
こんな布看板が、ベリーズシティの各所の道路上に上がるのが嬉しくて
たまりません。続きを読む

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