Piano Concert FINAL
本日6/4-13まで国際交流基金でいらっしゃる
ピアニストの宮川久美さんと、調律師の斉藤雅顕(まさあき)さんと奥様としえ樣を
お迎えしました。

斉藤さんは、どんな古いピアノでも元気にする技術と情熱を持っている人で、
ベリーズのような高温多湿で危篤なピアノばかりしかないところでも、ピアノと人々を笑顔にしてくれる方です。興味のある人は、ぜひ彼のHPをみてください。
http://pika2piano.com/staff/index.html


私のピアノは、5歳の時に両親に買ってもらったもので、私の家には
当時お風呂がなかったくらい貧乏?父が17歳で勤めた会社の社宅にあって
母は、すごい勇気で買ってくれたんだろうと思われるものです。それが
大学を出たら、私は家とピアノはとっとと置いて海外に出てしまって、
親もリタイアして社宅は出るというので、もう処分するよという時に、
「ちょっと待った」とベリーズで観光業ができるまでに、私が食べていけたのは
ベリーズで音楽を教えることができたからだ、ベリーズでなんてピアノは
そう手に入るものではないので、懇願して送ってもらったのでした。

日本から太平洋を越えて、ベリーズに来るまでには、ロサンゼルスに行って、
パナマ運河を越えて、カリブ海に入り、コンテナはジャマイカに行って、最後にベリーズに来たのでした。ピアノが着くまで3ヶ月かかりました。

そして数年が過ぎました。私は気付きました。はて、ピアノの調律はどうするんだろう。
ベリーズにはいません。メキシコカンクンからわざわざ呼びました。
がっかりしました。
そして、数年前この斉藤さんと出会ったのです。斉藤さんは国際交流基金で
海外で演奏するピアニストについて世界を回るコンサートピアノマスターで
日本ではお弟子さんもいっぱいいて、
他店(よそ)で廃棄といわれたピアノがあれば、駆けつけ修理し、邪魔だから捨てると云われたピアノがあれば、引き取ってきて、大事にしてくれる人が見つかるのを待つ。3年でも5年でも10年でも待っている。
だからピアノを捨てるなんて絶対許せない。という方です。

大切にすれば、50年、100年、200年と使える楽器がピアノです。
だからヨーロッパでは、ピアノは母から娘へ、娘からその子へと、
引き継がれていくのが当たり前なのです。

とおっしゃる方なので、私も30年もののピアノですが、
ベリーズでは一番コンディションがいいと言われています。
Piano CompetitionFINAL 26 04 2017

そしてなんと、今回ベリーズの子供達にピアノを寄付してくださるということです。
私のピアノの生徒の中には、もう何年も習っているのにピアノを持っていない子がいます。
そういう子たちに何かプレゼントになればと思って、ベリーズ初のピアノコンペティションを企画しました。
文化省と大使館の協力で国のホールも無料で借りられまして、
参加者もベリーズシティ、ベルモパン、サンイグナシオと各地から集まり、
ホテルの協賛もあり、今週はワークショップとコンサートをしながら、週末ベリーズシティに戻ってきます。

宮川久美さんの本場クラシックと私も微力ながら、ジョージプライスセンター、プラセンシアホテル、
ラマダプリンセスホテルで歌で参加させていただきます。今年は、日本のアニメ100周年とかで
ジブリの「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」ソング歌います。懐かしくてうれしいです。