KIMG0817
観光シーズンが始まる前、10月は、ベリーズ国内のピアノの調律アレンジをさせていただきました。

日本から超プロフェッショナルなピアノの調律師の斉藤さんを
お呼びし、ベリーズコンシェルジュで、ベリーズでピアノを持つ学校、教会、ホールとピアノの生徒さんたちにアポイントを取って結び、サービスを提供するお仕事です。

そう、今でもベリーズにはピアノの調律師がいません。
高温多湿の中でピアノを持つ人にとっては、のどから手が出るほど欲しいサービス。

以前、メキシコから呼んだ時には、ハリケーンなどで壊れたピアノを
修理する方で、なかなか日本からの繊細なピアノに釘などをうたれるのが
いたたまれなくて、国際交流基金で来ていただいたピアニストの講演のために来られたのがご縁で、以前にも、ピアノコンペティションの優勝者にピアノを寄付していただいたり、大変お世話になりました。
KIMG0818

もうベリーズ4回めになる斉藤さんですが、来るたびに新しいピアノの持ち主から
お声をおかけいただき、スタインウェイのグランドピアノがこんなところにあったんだ!?
というところから、

no title
シロアリ、ねずみ、ゴキブリの卵と、こんなになるまでほっといたんだ?!
というピアノまで、

様々なピアノに出会います。きっと他の日本の調律師さんだったら、お手上げのピアノも
斉藤さんが愛情込めて、直してくださるので、

私も掃除機をもって、シロアリ駆除の毒を持って、愛のこもったみっちりスケジュールを持って?
お渡ししています。☺

今年は37件もの要請がありました。こんなにベリーズにピアノがあったんだ?というほど、
首相官邸、大使邸、国立音楽ホール、学校、教会、そして色々なピアノのある皆さんのお宅訪問は楽しいものです。
そして、今年は新しい試みをお願いしました。

それは・・・ベリーズ新設、セントジョーンズカレッジの音楽コースの子たちに
調律講座を開く、というものでした。

ピアノの調律師になるには、日本では音楽大学や専門学校などに通い、ピアノ製造メーカーや
販売会社などで5~6年修業し、体系な技術を身に着けるのが一般的です。

でも、そんなものがないベリーズで、少しでも調律師の卵になる芽を見つけようと
音楽学校の先生に、可能性のある生徒を紹介してもらい無料で講義を開いてもらいました。
3
そんな中、いました!ベルモパンで自分のスタジオを経営するポールくん。(写真真ん中)

ギターは5本ですが、ピアノには1台で230本もの弦があるって知ってました?

最近ではYou Tubeで「ピアノの調律の仕方」なんてあったりしますが、
ピアノの蓋を開けた時点で、気づくはずです。

私には、こんな忍耐強さはない・・・・。

一つ一つの音を何度も叩いて、一つ一つあわせ、一つ狂うとその周りも狂うわけで、
ピアノを弾くより何十倍も難しい・・・・・・。

DSCN1370


今日も、調律を受けた方から、「ありがとう!ピアノが生き返ったよ。またお願いします!」の声を
いただいて、私も嬉しい限りです。

観光だけじゃなく、ローカルの方に日本人だからできることを返せるビジネスをもっと増やしていきたいなと思っています。

ベリーズコンシェルジュは、現地でのアポイントメントサービス、車両提供、小切手回収からフィードバックまで
アフターフォローもしていますので、どうぞ何かございましたらお知らせください。