きっかけは一枚のビデオでした。

https://relay.nationalgeographic.com/proxy/distribution/public/amp/travel/destinations/north-america/belize/actun-tunichil-muknal-atm-cave-maya

ナショナルジオグラフィックの番組でベリーズが出るというので
嬉しくって楽しみに見てみたら、冒頭12秒のマヤ遺跡が、ベリーズじゃない? って気が付いたんです。
(残りの洞窟はベリーズのATMです)

ベリーズで10箇所以上の遺跡に行っていますが、どこでもない、
じゃぁ、これは何処? って調べてこのカラクムルがあやしいと候補に挙がってきたのです。
それなら、そうかどうか確かめよう!

ということで、子供を連れて、企画していたら、81の世界遺産を撮影
されてるプロダクション社長が一緒に連れて行ってください!という急なご縁がありまして、
まずは、カラクムルに一番近いと言われるXpujil(イシュプヒル)から行って参りました!

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カラクムルへの道は約2時間、ちゃんと舗装されてました。
途中、息子が「サンクスギビングディナーが歩いてる!」(笑)
って言ってましたが、ここは保護区、ターキーが我が物顔でそこらじゅうに歩いています。

1997年に一般公開され、2002年にユネスコの文化遺産に登録され、
当初は、訪れる人の数が1週間で10人くらいだったのが、
2006年に 15000人、
そして2012年に複合遺産としてカラクムルの周りの熱帯雨林保護区もユネスコに登録されると、
2018年に70000人となったそうです。さらに今年
2019年には120000人と予想されています。
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さらに3年後には、メキシコ政府は、このマヤ遺跡を訪れるために列車を通すなんて
言っています。観光客はいいですが、せっかくの熱帯雨林保護区に線路を引いていいのでしょうか?

とにかく敷地が広い。入場門とその後にカラクムルの中に眠っているものを説明する
ミュージアムが出てくるのですが、そこから実際の遺跡まで40Km!1時間かかる。

3回も入場料を払うような関所があって、いよいよ出発。


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まずこのカラクムルですが、グアテマラのティカルと長年敵対関係にありました。

そこで553年にベリーズの一大勢力だったカラコルと同盟を結ぶと、
562年の「星の戦争」で、カラコルに支援を送り、ティカルを倒します。

626年、631年にはカラクムルと決別を図ろうとしたナランホを破りますが、
680年、カラコルはナランホに攻撃され略奪されます。
そしてとうとう
695年、カラクムルはティカルに敗北します。

8−10世紀には最大7万人いた人口も縮小し、自然放棄されていきます。

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まずは、北の貴族住居跡。貴族のベッドやリビングルーム、サウナルームまでが
綺麗に読み取れて圧巻です。

ジャングルの中を旅をして訪れる訪問客は、
このサウナなしには臭かったに違いありません。でも汗を出すことで
体が綺麗になることを当時から知っていたのですね。





カラクムルには大きな神殿が3つあります。
建築物1号
143g


高さ50m。丘の上に作られているため建築物2号より大きく見え、頂上に上ると
360度のパノラマを眺めることができる。

建築物2号
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探していた景色がありました!120M平方メートルのスクエアの中に高さ45Mの建物が建っています。
なかなかインターネットの写真で、頂上部の特徴が見えなかったのは、ピラミッドの頂上の奥に
建物が建っているからで、あの冒頭の神秘的な映像はきっとドローンとか玄人でないと撮れない設計になっています。

しかし、頂上に臨むと建築物1号と3号が見えます。

最後にランチ。
レストランはないらしく、カラクムルの駐車場でピクニックランチ。(ベリーズのカラコルと変わらない ㇹっ)
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サルの群れや野生のトゥカン、野鳥もいっぱい確認できました。

やっぱり井の中の蛙大海を知らず、ですね。
カラクムルお見事でした!

これから道路が整備され、世界遺産に登録されることが考えられるカラコルも、
世界遺産化されると想像できない観光客増加とそれに伴う弊害も考えられるので、
先にこのメキシコのカラクムルで勉強できて良かったです!ゴミもほとんど落ちてなくて
綺麗でした。トイレが便座がなくて、娘はできなかったようですが・・・

ではまた次回!