中米カリブの女社長ブログThis is ベリーズ!”

ベリーズ政府観光局公認ガイド、ツアーオペレーター会社社長 、Belize Expressive Art Foundation を主宰しているソリス麻子のブログです。

タグ:チョコレート

今回のお客様は、還暦を越えられても、一人で海外で年1回以上は食材探しの旅をする山口富久子さん。大阪でオクソンというステーキハウスとしゃぶしゃぶのお店を経営されています。

そんな食通の山口さんが興味をお持ちになったのが、マヤ文明とチョコレート。maya_p07

カカオ豆は神への供物であり、マヤ時代やアステカ時代の王侯貴族や高級僧侶たちは、「不老不死の薬」として飲んでいました。
5 百年前コロンブスは新世界を発見した時、苦いカカオには興味を示さなく、1519 年、スペインの貴族・コルテスはアステカの王・モンテマスより宴会の終わりに饗された飲物(カカオペーストにバニラやコショウ、蜂蜜、薬草等を加えた)に興味を持ち、スペインに持ち帰り、現在のチョコレートができた、とのこと。
(写真1 ヌッタル絵文書に描かれた、結婚式でショコラテを飲む様子。マヤの絵文書(コジセ)は、絵文字を用いて、マヤの神々や暦法、宇宙観や神話、天文学などが描かれたものです。)

山口さんのツアー行程表はこちら。

1.ボートにて、ベリーズで最も高い遺跡の一つ、ラマナイ遺跡で一番高い神殿に上る。途中、スパイダーモンキー、ホーラーモンキー、ジーザスクライストバードなどに出会う。

lamanai5monky











2.マヤ村のカカオ農場を訪れる。ここで、生のカカオの実を味わう。
そして、日本では手に入らないクリオーロ種のローストしたカカオ豆と、カカオパウダーを購入。マヤ伝統料理(鳥と野菜のスープとコーントルティーア)とホットチョコレートのランチ。

※「クリオーロ種」 Criollo
カカオ豆の原種と言われるクリオーロ種。クリオーロとはスペイン語で「土着の植物」の意味です。古代アステカ帝国の王様が飲んでいたカカオとも言われています。収穫量が少なく病害虫にも弱いので『幻のカカオ』とも呼ばれ、上質のクリオーロ種は世界的なカカオ収穫量の0.01%未満です。

yamaguchihomemade lunch












3.伝統的なチョコレートの作り方を体験。
(マタテ「マヤ語では“Ca”」と呼ばれる溶岩石でできたすりこぎ台で、チョコレートを砕き、そこでブラックペッパーを混ぜて、古いスタイルのドリンクを試飲)ココドリンク(cocoa drink)と呼ばれるこの飲物は、今でも収穫時期や疲れた時など、活力が必要なときに飲むそう。

cacao5cacao7











4.村近くのマヤ遺跡Nim Li PunitとLubaantunを訪れる。
遺跡では、マヤ人が古来から食べていた植物、サワーサップやジュピジャパと呼ばれる筍のようなものを食べて見る。
Lubaan tunでは、現代科学でも作ることのできないクリスタルの頭蓋骨が見つかった場所であるが、ここでは博物館のおじさんが作ったレプリカの出土品のオカリナを購入。

chupichapaokarina











5.白浜のリゾート、プラセンシアへ。
ここではベリーズ一のチョコレート工場Gossを訪れ、おみあげを購入。

placencia
午後は、チョコレートを使ったスパを体験。リゾートホテル・プラセンシアのカリブの風を感じるベランダで白チョコレートで体をマッサージ、黒チョコレートで体を パック。この旅で日焼けした顔はマヤ族で伝わる薬草でエステ。

チョコレートには、プロテイン、鉄、カッパー、マグネシウムなど沢山のミネラルが入っているため、女性には優しい健康食品です。

ツアー終了後のアンケートでは、ラマナイ遺跡ツアー、カカオ農園ツアー、Nim Li Punit/Lubaantun ツアーで、5段階中満点のとてもよい、に評価して頂き、最後のプラセンシアホテルも娘さんのハネムーンに薦めてくださるほど気にいっていただいたようでした。

感想には、「マヤの人達と、私の味覚が似ているように思え、新しい発見。
“遠くの人”のイメージが“御先祖様は、一緒”に思えた。」とのコメントも。


5日間同行した新井ガイドも、山口さんは、この旅行のために沢山研究と虫よけや冷えピタなど沢山の準備をされていて、感動していました。


そしてなんと山口さんは、今回の旅で習った、アステカ時代より伝わるあのココドリンク(Cocoa drink) を彼女のオクソンのサロンで出してくださるようです。南米のミュージシャンを呼んだ音楽会なども企画されているようですから、
ぜひ、大阪近郊にお住まいの方は、訪ねてみてください。http://www.oxon.jp/

山口さん、今回のご訪問、本当にありがとうございました!


トレドのカカオフェスティバルは今週末22−24日開催です。http://www.toledochocolate.com/ ベリーズにいらっしゃる方はこの機会にどうぞ!

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記念ゴフキー空と海








ベリーズシティからの無人島ツアーでは、マナティもしっかり見て、釣りもシュノーリングもして、

ワニラマナイマスク









リバークルーズで訪れるジャングルのラマナイ遺跡では自然のホーラーモンキーも見て、

見どころを押さえた二人は、飛行機でカカオ農場のある南のマヤ村・サンホセへ、

サンホセホームスティ昔のスタイルと現代のスタイル










ここでは、ホームスティで2泊3日、お母さんと川へ洗濯&水浴びに行ったり、
トルティーヤの作り方を教わったり、そしてそこで見たものは・・・・
チョコ4チョコ3カカオ3








カカオの花です。カカオの実はフルーツのように食べます。そして残った実を乾燥させます。
カカオ5カカオ4カカオの花








そして手動の濾し機でこします。
チョコづくり2チョコレート作りチョコ作り3








そしてバス&ボートにてチョコレート工場のあるプラセンシアへさらに3時間。
プラセンシアでは、5つ星ホテルのグローバーズリーフに泊まりました。

帰りはバスに乗って、ブルーホール国立公園やベリーズ動物園、
そして動物園の経営している自然いっぱいのトロピカルセンターに泊まりました。

ベリーズ最後の晩餐は、恒例の我が家で。
(ベリージアンクッキングを一緒に。)

cookingcooking2ジャガー









お二人の旅の感想はこちら。

K「最高に楽しかった!ごはんもおしいかった。ベリーズで友達に会いに来たような気になりました」

Y「マナティや海亀も見れて、つりやスノーケリングもできて楽しかったです。
   チョコレートの旅最高 」

上記の写真は、すべて今回参加されたお客様に提供していただきました。
GWには、英語ができない方のためにも全日本人ガイド付のツアーも企画されています。
こういったお客様のおかげで情報もアップしていくことができます。kさん、yさん、ご協力ありがとうございました


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goss皆さん、Goss Chocolateって知ってますか?

ベリーズ南部のトレド地方で獲れるカカオを100%利用した
オーガニックチョコレートで、イギリスにも輸出されています。

私も以前、マヤ村でカカオ農園を見学させてもらって
とてもお気にいりになりました。

→カカオトレイル〜オーガニックチョコレートのルーツをたどる旅 これ見て↓
http://belize.livedoor.biz/archives/52362939.html

そのカカオを使ってチョコレートを作っている小さな工場がプラセンシアにあります。

博士のような愉快な工場長さんで、昔はケーブル会社の社長だったのが
あんまりチョコレートが好きで、自分でチョコレート工場を作ってしまったとのことです。

chocofac1
chocofac2chocofac3







普段は中は公開されていないのですが、私の夫が工場長の息子さんの親友だったことも
あって、特別中を見せてもらいました。超一つ一つ、手をかけてやっていて、ホームメイド感、満載だけど、ととのってる!

chocodfac3goss1品質はベリーズピカイチ! ハワイのおみあげのように一口サイズにして箱に入れれば
ベリーズのおみあげとして飛ぶように売れそうですが、今は板チョコしかやってません。
プラスティックとか包装とかがめっきり弱いベリーズです。

ベリーズにお越しの際は、ぜひおみあげにどうぞ。


PS今年のバレンタインはどうしよう?結婚3年記念日です。もっとずっと前から一緒にいるような気がしますが。皆さまの応援クリックお願いいたします!
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プンタゴルダには28のマヤ村があります。その中でも、マヤ村で二番めに大きい、サンペドロコロンビアへ行きました。人口は約1000人。超のどか。

181 171パームツリーでできた屋根のおうちに、ひとなつっこい子供たち。
マヤ族はベリーズの多国籍人種の中でも、最も私が大好きな人たちです。
農耕を主として、自給自足に近い生活で、人々が美しい。
日本人なら、きっと一番共感しやすい人たちなのだと思います。

192今日、カカオ農園を見せてくれるのは、彼らのお父さんポップさん。
農園というより裏山に近い。カカオを自分の子供のように
紹介してくれます。(他の植物と一緒に埋まっている)。205

手で挟んでいる苗が、約3か月のカカオ。

熟れる前のカカオ。このままフルーツとして食べても、ライチみたい!210






カカオの摘み芽を2週間おきにすることで、低い位置に鈴なりになる。

3〜5年で幹に実がなる。

235

収穫前のカカオ。黄色や赤身を帯びているのが熟れ頃。紫の品種はビターチョコレートに、ホワイトと呼ばれる品種は、甘くなるのだそう。

238 マヤ人にとって神聖な木。セイバ。→
ポップさんも、この木を大切にするからこそ、カカオにちょうどよい日陰を使って
この木の周りにたくさん実がなると言う。



245←これは何でしょう?
私たちの食前酒、カカオワインです。
247








バケツで熟成させて、カカオカップでいただきます。
(カカオの種をとって残る房の部分を漬けて、オールスパイスやジンジャーなどの自然のハーブを混ぜてつくる。本当にシャンパンみたいでおいしかった!!!)

他にもワイルドジンジャーやジャマイカンライム、レモンバームなど森の幸、おみあげいっぱいもらっちゃった。


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使う身の方は、こちら。収穫後、バナナの葉を被せて、木箱の中で自然発酵させる。
アリが葉を切って持っていくが、実には食べないとのこと。2日ごとにPOPさんがひっくり
返すがアリは通気性をよくしてくれるらしく助け合いをしている。

森の中でも、彼は蛇とか虫を決して殺さない。彼らがポップさんの仕事に害を与えないように、
彼も害することはないのだ。むしろ、アリが休みなく働くように、自分も頑張らないとと元気を
もらうのだそう。

そして昼食をポップさんのお宅で頂く。

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カカオは種類ごとに天干し。
その後、燻す。

燻したのを、石でつぶして、皮を振い落して、脱穀機で練りだす。

100%カカオ、生チョコレート!!!!!(砂糖なし)

お砂糖入れて、カカオドリンクとしてどうぞ!!!(超、美味!)


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これだけでもツアーに参加して大満足。特に案内してくれたポップさんは
カカオの製造過程だけでなく、彼の生活が生き方が感じられる素晴らしいプレゼンテーションだった。

そして一行は、カカオフェスタの最終会場へ・・・。つづく。


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